うとうとしていると、条件付きだった御蔵島は立ち寄らないと、放送が流れました。またうとうとして、1時間くらいしたら八丈島につくくらいに起きました。甲板にでも出ようとおもったら、時化ていて甲板に上がれそうにないです。大型客船でもこんなにゆれるんだと思いました。酔い止めを飲んでいて正解です。シャワーを浴びてみたかったのですが、浴びようかなぁと思っている内に、湾に入ってしまいました。
埠頭で、日差しの照る中、自転車の組立です。梱包が結構雑だったので、きずが入って染ましました。また、バーエンドも一つなくなってました。組立が終わるころには、送迎で集まっていた車はほとんどなくなってしまいました。
高台に乗船客の待合場所があるので寄ってみたのですが、ロッカーはありませんでした。ロッカーがあれば荷物をロッカーに入れてからサイクリング予定でしたが、ホテルに荷物を置かせてもらってからサイクリングを始めることにしました。
風の強い中、荷物をもってゆっくりとホテルに向かいます。携帯のGPSのおかけで迷うことなく到着しました。ペンション風のホテルです。
ホテルに荷物を置いて、遅くなりましたが出発です。少し進むだけで、汗がにじみ出てきます。
八丈島で有名なスーパー、あさぬまです。結構な品揃えです。スポーツドリンクを買って、サイクリングボトルにいれた残りを飲み干して、いざ出発です。
地図を見ずに、適当に島の南半分を回ることにしました。いきなり坂ですが、車が少なく、信号もなく走りやすいです。山中でよく見るクラクションの標識が結構出ているのですが、特に狭いわけでもなく2車線あります。道路の状況は問題ありません。ただ、あまり好きではない、だらだらとした坂が続きます。
ところどころ見晴らしのいいところにでましたが、辿り着いた登龍峠は展望できるようになっていて、眺めがいいです。ここで、しばらく涼んで、暑いのでTシャツを水につけました。
峠を超えたので、この先は下りかと思っていたのですが、平坦だったり、まだ、だらだら登っていきます。途中、擁壁に龍の模様が埋め込んでありました。
灯台があるのようなのでよってみました。観光用ではないようで、中に入れる感じではありませんが、なんか、懐かしさを感じさせる風景です。青空に灯台の白が映えますね。
しばらく走っていくと”みはらしの湯”かかれていたので入ることにしました。温泉の近くまでくると、みはらしというだけあってそこから上に登っていく必要があります。ここの温泉は、塩分を多く含んでいるようで、しょっぱかったです。眺めはとてもいいです。その眺めを写真に収めたい人が多いのか、浴場にカメラを持ち込まないようにと書かれてました。
温泉をでて、温泉の先をそのまま、下っていくと行き止まりになるようなので、引き返して前の道に戻ります。温泉で、コーヒー牛乳が無かったので何も飲まなかったのですが、少し走ってそれが後悔になりました。少し行くと名古の展望台がありました。そのまま通過しようと思ったら”自動販売機あり”とのことなので、展望ついでに水分補給です。ジュースを飲んで、スポーツドリンクを自転車のボトルの中に補給しました。
懐かしい、ジャンボマックスの富士フィルムのキャラクターがありました。いつの時代から、放置されているのだろうか?
そのあと街中をぬけ、しばらく走りました。そして、トンネルを抜けると、そこは橋でした。他の八丈島のサイクリングのブログでも出ていた、逢坂橋です。壮観です。いやぁ、下りでよかったと思います。一気に坂を下って行って、街中にでたと思えば、八丈島歴史資料館の前に出てきました。となると、地図の記憶からホテルのすぐそばです。
時間があるので中に入ってみました。冷房が効いているとおもったのですが、それは受付け界隈で、中は扇風機しかありません。入り口で、うちわを貸してくれます。八丈島には、縄文時代から人が住んでいたようで、縄文土器、流人の話などいろいろありました。暑いしサイクリングで疲れているので、頭に全然入りません。
ホテルについて、部屋に入って、充電と洗濯をして休憩です。それにしても暑いです。
晩飯は、近くの居酒屋にしました。年老いた大将が一人で切り盛りしているようですが、テキパキして、おいしい料理にありつけました。もっと食べたかったですが閉店前なので我慢です。初めて食べた、〆さんまおいしかったぁ。